岩木山神社に引き続き、弘前駅からバス(白神暗門号)に乗って、白神山地の津軽峠とアクアグリーンビレッジANMONに行ってきました。
白神山地は秋田県と青森県にまたがる地域で、「人の影響をほとんど受けていない原生的なブナ天然林が世界最大級の規模で分布」として、ユネスコ世界遺産の登録を受けています。ブナの原生林を間近で見ることができ、雄大な自然を感じられます。今回の旅の経験を役立てていただけたらと思います。
弘前駅からは白神暗門号というバスが出ています。
岩木山神社とセットの乗り放題パスがおすすめです。詳しくは岩木山神社への旅行をご参照ください。
1日のバスは限られていますので、予定を立てていかれるのが良いと思います。
私は、津軽峠でマザーツリーを見て、アクアグリーンビレッジで遊歩道の散策をすることとしました。
本当は暗門の滝を見たかったのですが、道が未整備で通行不可でした。
暗門の滝の情報はアクアグリーンビレッジANMONのホームページに掲載されています。旅行前に確認されたほうが良いと思います。
【私の旅程】
帰り:津軽峠(乗車)11:10⇒アクアグリーンビレッジ(降車)11:50
⇒アクアグリーンビレッジ(乗車)15:40⇒弘前駅(降車)17:00
西目屋村には白神山地ビジターセンターがあります。白神山地を深く知りたい方は、シアターで白神山地やマタギの話を聞くことができますので立ち寄られることをお勧めします。すぐ近くに道の駅もあります。今回は西目屋村には立ち寄っていません。西目屋村を後にして、アクアグリーンビレッジANMONに向かいました。降車される方も結構おられました。トイレ休憩は5分です。アクアグリーンビレッジANMONを後にして、津軽峠に向かいます。津軽峠に向かう道は砂利のダート道です。がたがた揺られながら、津軽峠につきました。
津軽峠
津軽峠では帰りのバスが出発するまで、40分間散策時間がありました。ブナの原生林の中を進み、マザーツリーに向かいました。マザーツリーまでは約5分ほどで迷うことなく到着できます。残念ながら、マザーツリーは途中で折れていました。
津軽峠から高倉森を抜けてアクアグリーンビレッジANMONに歩くルートもあります。時間は4時間程度のようです。クマの鈴を鳴らしながら、山の中に入っていく人もいました。
クマに注意!だそうです。
アクアグリーンビレッジANMON
津軽峠を出発して、バスでアクアグリーンビレッジANMONに向かいました。
アクアグリーンビレッジANMONは、白神山地のトレッキングの拠点となっていて、暗門の滝を目指す暗門渓谷ルートもあります。また、世界遺産に登録されたエリアでブナ林のトレッキングができる遊歩道が隣接していて、体力に自信がない方や子供でも十分に楽しめる場所です。キャンプのサイトもあります。
昼食はセンターハウスでカップラーメンを食べました。カップラーメンを買うとお湯とお箸を頂けます。ただ、食べるものが、カップラーメンか、ソフトクリーム、もしくは白神豆腐の定食の3種類です。弘前駅で昼食を買ってくるのが良いと思いました。
昼食後は、ブナ林散策です。マップを拡大すると分かりますが、右側が超初級者用のコースで、左側が初級者用のコースです。私は初級者用のコースを散策しました。
このマップはセンターハウスでもらえます。
ブナ林に入る前に水飲み場があります。
結構長いのぼり階段です。ただ、お年寄りもたくさん登られていましたので、体力のない方でも問題ないと思います。
散策中、ブナ林の中でゆっくりと本を読んで過ごしました。自然いっぱいで気持ちのいい場所です。散策の後は、グリーンビレッジANMONのセンターハウスに戻り、暗門の湯に入って、最後は白神豆腐をいただきました。ごちそうさまでした。
帰りは15:40分のバスで弘前駅まで帰りました。
旅を終えて
岩木山神社に続き、世界遺産である白神山地に行きました。レンタカーで行くこともできますが、岩木山やリンゴ畑を見ながら、ゆったりとバスで旅行となりましたが、とても楽しかったです。白神山地は手つかずの自然が残り、一歩山の中に入ると驚くほど静かな場所でした。真夏でしたが、ひんやりとした空気が流れ、神聖な感じがしました。世界遺産の白神山地を一部だけでも味わえて、貴重な経験ができました。
今回は暗門の滝が見れませんでした。通行ができるときに、また、行ってみたいですね。
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