長崎は、西洋文化を取り入れた歴史ある街で、世界遺産をはじめとする古い建造物が数多くあります。
海沿いの港町で、景観が美しく、海風を感じながらの散策は格別です。
市内を走る路面電車を利用すれば、主要な観光地を効率よく巡ることができ、とても便利でした。
名物のちゃんぽんや一口餃子など、地元の味を楽しめるグルメも充実しており、中華街の散策も楽しいひとときでした。
駅前では再開発が進み、洗練されたショッピング施設も増えていて、買い物も満喫できます。
歴史、景観、食、買い物と、さまざまな魅力が詰まった長崎は、観光にとてもおすすめの街です。
【旅程】
それほど距離が遠くないので、各所でゆったりした時間を過ごせています。
9:40 長崎空港
10:20 JR長崎駅前
11:00 長崎美術館(ジブリ見学)
14:00 大浦天主堂
15:00 グラバー園
16:00 中華街
18:00 JR長崎駅
長崎空港から出発です。
大村湾に浮かぶ世界初の海上空港として50年前に建造されたとのことです。
騒音を防ぎ、環境面に優れた空港です。
空港からは長崎市内までリムジンバスが出ています。
所要時間は40分程度です。
片道1200円で鉄道系のICカードは使えます。
JR長崎駅です。
駅前の再開発が進んでいて、AMU(ショッピングモール)があり、
数多くの店が立ち並び、ショッピングやカフェも充実しています。
STLOCALというのアプリで、600円の一日乗車券を買いました。
長崎市内の移動や観光施設を複数回る方にはお勧めです。
100円のクーポンがついていて、市内のお店で使うこともできます。
まずは、西浜町駅で降りて、腹ごしらえです。
長崎は朝からラーメン屋が開いていました。
海苔の乗った”ちゃんぽんでない塩ラーメン”です。
長崎っぽくはないですが、海苔が長崎ですかね。
塩味の効いた海苔をラーメンスープに絡めて麺を頂く感じです。
二種類のチャーシューがあり、味の違いを楽しめます。
名店ということもあり、入店待ちの方も数人おられました。
次は長崎美術館です。
長崎旅行で、ジブリです・・・・。
たまたま長崎駅に貼ってあるポスターが目に留まり、入ることになりました。
当日券はローソンで1900円(一般)で買いました。
となりのトトロが金曜ロードショーで爆発的な人気を得て、ジブリが世に広まったことなど豆知識を得ることができました。
ジブリのキャラクターとの撮影もできて、皆さん楽しんでおられました。
美術館の横に、景観良いカフェがありましたので、休憩です。
美味しく頂きました。
次は、軍艦島デジタルミュージアムに入りました。世界遺産ですね。
デジタルミュージアムは当時の人の住まいや、過ごし方、考え方などを理解でき、さらに、世界遺産を残すためにどうしていくのかを考えさせられる、価値があるものだったと思います。
写真は30号棟という、軍艦島の日本最古のコンクリートのマンションです。
不衛生な場所に住むと住民が病気にかかるため、住環境を整備されたそうです。
現在はかなり荒廃が進んでいて、保存のために動かれているそうです。
入場料は一般1800円です。
あとで、わかったのですが、グラバー園のチケットを持っていれば割引があるそうです。順序が逆でしたね・・・。
そして、大浦天主堂に到着。
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産として世界遺産に認定されているとのことです。国宝としても登録されています。
非常にきれいな状態で建物が保存されています。日本へのキリスト教布教の状況や迫害の歴史などを学ぶことができます。貴重な遺産ですね。
この大浦天主堂はWEB入場券があります。
キャッシュレスで決済が可能で、隣のグラバー園との共通券で割引になります。
大浦天主堂の門のところにバーコードがあり、登録すれば決済できます。
(大浦天主堂1000円+グラバー園620円⇒共通券1420円(200円引き))
続いてグラバー園です。
大浦天主堂でキリシタン迫害の歴史を学んで気分が暗くなりますが、
グラバー園は景色もよく晴れやかになります!順序的には良かったと思います。
グラバー園から見える景色は、まさに長崎らしさを感じられる絶景でした。
高台にある園内を歩いていくと、視界が一気に開け、
長崎港が広がるパノラマが目の前に飛び込んできます。
青い海と行き交う船、
そして対岸の山並みが一体になって、まるで一枚の絵のような風景。
港町ならではの開放感があり、
潮風を感じながらベンチに座ってぼーっと眺めているだけでも、
時間がゆっくり流れていくのを感じました。
長崎の歴史を感じながら、美しい景色を堪能できるグラバー園は、
訪れる価値のある場所だと思います。
グラバー園の後は、中華街ですね!
一口餃子とちゃんぽんを食べました。
一口餃子は食べやすく、癖がなく優しい味です。
ちゃんぽんはスープにコクがあり野菜もたっぷりで、美味しく頂けました。
長崎グルメでお腹がいっぱいになり、長崎駅に隣接したホテルに向かいました。
長崎駅のAMU屋上には庭園があり、そこでゆったりと時間を過ごしました。
ミルクセーキは大阪では?と思いましたが、
長崎のミルクセーキはスプーンで食べるシャーベットがコンセプトです。
歴史もあり、大正末期には長崎市内で流行っていたです。
最後は長崎駅で桃太呂の肉まんを買って、ホテルで食べて終了です。
観光名所やグルメで長崎の町を感じることができました。
朝10時ごろから夕方までということで、時間の制約がありましたが、比較的ゆったりと観光できたと思います。移動距離が長いところは路面電車に乗ることもできますし、グラバー園の近辺は上り坂がありましたが、園内にはエスカレーターも整備されており、普段それほど歩かれない方でも、それほど苦にならないのかと思います。
気の向くままに計画変更をして進みましたが、楽しい旅になったと思います。
皆さんの旅のご参考になればと思います。